
普段使うウォレットと保管用のウォレットを分けたほうがいいって聞いたんだけど、やり方がわからないよ…「保管用ウォレットの作り方」と「保管用ウォレットにNFTを移す方法」を教えて!
こんな悩みを解消します。
国内の人気NFTが詐欺師に狙われています。
NFT詐欺対策として「普段使い用のウォレット」と「保管用ウォレット」を分けて使うことが推奨されています。
- Metamaskに保管用ウォレットを作る際の注意点
- Metamaskに保管用ウォレットを作る方法
- Metamaskの保管用ウォレットにNFTを移す方法
一度あなたのウォレットの中の資産を確認してみてください。
「なくなっても痛くもかゆくもないな」という方は保管用ウォレットを作らなくても構いません。しかし、絶対になくしたくないNFTや高価なNFTを持っている方は保管用ウォレットを作りましょう。
無料でできますし、作業は10分程度でサクッと終わります。
あなたの資産も詐欺の対象であることは間違いありません。詐欺にあってからでは遅いので、先延ばしにせず今すぐやることをおすすめします。


いきなり大切なNFTを保管用ウォレットに移すのは怖いよ…

そんな時は無料でNFTを手に入れて移動する練習をしてから本番に挑んでください
ビットポイントのキャンペーンを利用して練習用のNFTを手に入れる方法があります。
保管用ウォレットに移動する練習用のNFTを準備したい方は参考にしてください。
≫【出費ナシ】NFTをMATICで買う方法【Opensea】
Metamaskに保管用ウォレットを作る際の注意点

Metamaskに保管用ウォレットを作る際の注意点は、今もっているウォレットにアカウントを追加してもは詐欺対策にならないということ。
今持っているウォレットとは別のウォレットを作成しNFTを補完することでNFT詐欺対策になります。
アカウントを追加するイメージは財布で考えるとわかりやすいです。
アカウントを追加する作業は1万円札と5千円札を一つの財布の中にしまっていたものを、同じ財布の中で別々の部屋に分けたようなもの。

管理はしやすくなりますが、財布をなくしたら両方とも失うことになります。
アカウントを追加するのではなく、ウォレットをもう一つ作り、「普段使い用」と「NFT保管用」で使い分けましょう。

このように使い分かれば普段使い用のウォレットを詐欺師にとられても、保管用のウォレットは守れます。
Metamaskに保管用ウォレットを作る方法

まずはMetamaskで保管用ウォレットを作りましょう。10分程度でサクッと終わる簡単な作業です。
- STEP1Google Chromeでプロファイルを追加
- STEP2新しいプロファイルで初期設定
- STEP3新しいプロファイルにMetamaskをダウンロード
STEP1:Google Chromeでプロファイルを追加
Google Chromeを開き画面右上のアイコンをクリック

「+追加」をクリック

STEP2:新しいプロファイルで初期設定
「アカウントなしで続行」をクリック

『NFT保管用』などのわかりやすい名前を付けましょう

テーマカラーを選択し(任意で「デスクトップにショートカットを追加」にもチェック)「完了」をクリック

新しいプロファイルの完成です
画面右上のアイコンをクリックするとプロファイルを変更できます

画面右上のアイコンをクリック

ペンマークをクリック

名前、テーマカラー、アバターを変更できます

STEP3:新しいプロファイルにMetamaskをダウンロード
新しいプロファイルにMetamaskをダウンロードするやり方は、最初にMetamaskをダウンロードしたときのやり方と変わりません。
GoogleChromeの拡張機能を使えば簡単です。
GoogleChromeにMetamaskをダウンロードする方法や注意点は別記事にまとめたので、こちらを参考にしてください。
Metamaskの保管用ウォレットにNFTを転送(Transfer)する方法

Metamaskの保管用ウォレットにNFTを移す流れは以下の通りです。
- STEP1Openseaで送りたいNFTを選ぶ
- STEP2保管用ウォレットのアドレスをコピー
- STEP3Transfer(トランスファー)を実行する
NFTを移動するためにはガス代がかかりますが詐欺対策の必要経費です。
ガス代は変動しますので、少しでもガス代を節約したい方はこちらの記事を参考にしてください。
また、練習なしにいきなり高額のNFTを転送するのは怖いですよね。
そんな方は無料でNFTを手に入れて転送の練習をしてから本番に臨んでください。
それではNFTを転送する方法を解説します。
NFTを1つ転送(Transfer)する方法

ここではNFTを一つ転送する方法を解説します。
STEP1:Openseaで送りたいNFTを選ぶ
Openseaを開き転送したいNFTにマウスカーソルを合わせる

「転送(Transfer)」をクリック

「続行(Continue)」をクリック

ウォレットアドレスを入力する画面になったらSTEP1は完了です

STEP2:保管用ウォレットのアドレスをコピー
STEP2では新しいプロファイルに作成したMetamaskのウォレットアドレスをコピーします。
普段使っているプロファイル画面右上のアイコンをクリック

新しく作成したプロファイル(私の場合は「NFT保管用」)をクリック

ここからは新しく作成したプロファイルでの作業です
画面右上からMetamaskをクリック

Metamaskが起動します
パスワードを入力し「ロック解除」をクリック

ウォレット名の下にあるアドレスをクリックするとコピーできます


イーサリアムNFTを受け取りたいときはイーサリアムメインネットに接続してからアドレスをコピー、PolygonNFTを受け取りたいときはPolygonネットワークに接続してからアドレスをコピーしてください
STEP3:Transfer(トランスファー)を実行する
ここからは最初に使っていたプロファイルでの作業です
最初に使っていたプロファイルに戻り、Address欄にウォレットアドレスをペースト(貼り付け)「転送」をクリック

「ネットワークを切り替える」をクリック

ガス代を確認し下にスクロール

「確認」をクリック

転送できました!

≫保管用ウォレットに転送したNFTを確認する方法
NFTを複数転送(Transfer)する方法

ここでは一度に複数のNFTを転送する方法を解説します。
STEP1:Openseaで送りたいNFTを複数選ぶ
Openseaを開き転送したいNFTにマウスカーソルを合わせ「+」をクリック

転送したいNFTを複数選べます

画面右下の「転送」をクリック

ウォレットアドレスを入力する画面になったらSTEP1は完了です

STEP2:保管用ウォレットのアドレスをコピー
STEP2では新しいプロファイルに作成したMetamaskのウォレットアドレスをコピーします。
普段使っているプロファイル画面右上のアイコンをクリック

新しく作成したプロファイル(私の場合は「NFT保管用」)をクリック

ここからは新しく作成したプロファイルでの作業です
画面右上からMetamaskをクリック

Metamaskが起動します
パスワードを入力し「ロック解除」をクリック

ウォレット名の下にあるアドレスをクリックするとコピーできます

STEP3:Transfer(トランスファー)を実行する
ここからは最初に使っていたプロファイルでの作業です
最初に使っていたプロファイルに戻り、Address欄にウォレットアドレスをペースト(貼り付け)「転送」をクリック

「ネットワークを切り替える」をクリック

ガス代を確認し「確認」をクリック

「承認」をクリック

ガス代を確認し「確認」をクリックすれば転送完了です!

≫保管用ウォレットに転送したNFTを確認する方法
保管用ウォレットにNFTが見当たらないときの対処法

ちゃんと送ったはずなのに「表示するアイテムがありません」と表示されている方向けに、保管用ウォレットでNFTを確認する方法を解説します。
保管用ウォレットを作ったプロファイルでOpenseaを開き、画面右上のアイコンをクリック
その他(英語表記の場合はMore)から非表示(Hidden)をクリック

表示させたい作品の「…」をクリック

再表示(Unhide)をクリック

「続行」をクリック

ネットワークの切り替えが必要な際は「了解」をクリック

署名の要求画面を下にスクロール

「署名」をクリック

収集済み(Collected)をクリック

収集済み(Collected)ページに表示されました!

まとめ:面倒くさがらず保管用ウォレットを作ろう

Metamaskで保管用ウォレットを作るのは難しいのではないかと思っていましたが、やってみたら簡単でした。
これで少しでも詐欺にあうリスクを減らせるなら、もっと早くやっておけばよかったと後悔しています。
もしまだ保管用ウォレットを作っていないのであれば、本記事を参考に作ってみてください。
一人でも詐欺の被害者を減らすことができたらうれしいです。

最後までご覧いただきありがとうございました
NFTは高いものばかりではありません。PolygonやMATICを使うと数十円~数百円でNFTが買えます。
PolygonやMATICでNFTを買う方法を別記事で解説していますので、ぜひのぞいていってください。
コメント