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メタマスクのウォレットアドレスを教えるのは危険?【結論:リスクあり】

メタマスクのウォレットアドレスを教えるのは危険? NFT
この記事は約7分で読めます。

メタマスクのウォレットアドレスって知らない人に教えてもいいのかな?NFTとか仮想通貨を盗まれたりしない?なんか不安だなぁ…

こんな悩みを解消します。

結論、メタマスクのウォレットアドレスは信頼できる人に教えるのは問題ありませんが、教えることにリスクはあります。

ネット上に「ウォレットアドレスは銀行口座番号のようなものだから人に教えても大丈夫」という情報が出回っているので鵜呑みにしてしまっている人がいるのではないかと不安になります。

そこでこの記事では、メタマスクのウォレットアドレスの基本から教えることのリスク、教える際の注意点についてまとめました。

「ウォレットアドレスを人に教えるのは怖いな」と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

≫筆者の保有NFT価格と購入時のガス代一覧はこちら

Polygonネットワークで無駄なコストをかけずにNFTや仮想通貨(暗号資産)を楽しみたい方は取引所の選択に気を付けてください。

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Polygonネットワークを楽しむために最適な取引所はどこなのかを「PolygonネットワークでNFTを楽しむのに最適な取引所とは?」にまとめたのでぜひ参考にしてください。

メタマスクのウォレットアドレスを教えるリスク

はじめにメタマスクのウォレットアドレスを教えるリスクを解説します。

ウォレットアドレスを教えるリスク
  • ハッキングされるリスクがある
  • プライバシーを侵害される可能性がある
  • 誤ったウォレットアドレスを教えてしまうリスクがある

ひとつずつ解説します。

ハッキングされるリスクがある

メタマスクのウォレットアドレスを悪意のある人に教えてしまうと、悪用される可能性があります。

たとえば、ウォレットアドレスを知った人がハッキングを行ってアクセスを試みた場合、資産を盗まれるリスクがあります。

「ウォレットアドレスは誰に教えても大丈夫」という理解は危険です。

けむ
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この人に教えても大丈夫かな?といったん立ち止まる癖をつけましょう

プライバシーを侵害される可能性がある

ウォレットアドレスを知られるとメタマスクの中身はすべて見られてしまいます。

ウォレットアドレスがあれば「ETH(イーサリアム)をいくら持っているのか」「どのようなNFTを持っているのか」「だれと取引してきたのか」など、すべて見られてしまうことは覚えておきましょう。

ウォレット内に大金を入れている方、見られたくないNFTを入れている方などは気をつけてください。

ウォレットアドレスを教えることはプライバシーを公開することに近いです

誤ったウォレットアドレスを教えてしまうリスクがある

ウォレットアドレスを共有する場合、正しいアドレスを伝えることが重要です。

しかし、アドレスが複雑であるため誤って伝えてしまうことがあります。

誤ったアドレスを共有してしまうと、暗号通貨を誤った相手に送金してしまうことがあります。

けむ
けむ

間違えたウォレットアドレスに送った資産は戻ってきませんので注意してください

メタマスクのウォレットアドレスを教える際の注意点

メタマスクのウォレットアドレスを教える際の注意点は以下の3つです。

ウォレットアドレスを教える際の注意点
  • 信頼できない人には教えないこと
  • ウォレットアドレスを間違えないこと
  • 大切なウォレットのアドレスは教えないこと

それぞれ簡単に解説します。

信頼できない人には教えないこと

ウォレットアドレスを信頼できない人に教えるのはやめましょう。

教えた相手が悪意のある人だった場合、あなたの資産が詐欺のターゲットになります。

可能な限り教える相手が信頼できるかをリサーチしてからウォレットアドレスを教えましょう。

けむ
けむ

教える相手は慎重に選びましょう

ウォレットアドレスを間違えないこと

ウォレットアドレスは一文字でも間違えたら大切な資産を失うことになります。

しかも、間違えて資産を送受信してしまったら二度ともとには戻りません。

ウォレットアドレスを教える際は手入力せず、コピペするのが基本です。

けむ
けむ

ウォレットアドレスを教えるときはスマホではなく、大きい画面で見れるPCで作業するのがおすすめです

大切なウォレットのアドレスは教えないこと

大切な資産が入っているメタマスクのウォレットアドレスを教えるのはやめましょう。

メタマスクは「普段使い用」と「保管用」を使い分けるのが賢明です。

人に教えるのは「普段使い用」のウォレットアドレスだけにして「保管用」のウォレットアドレスは誰にも教えないようにしましょう。

「普段使い用」のウォレットが詐欺被害にあってしまっても大丈夫なように、大切な資産は保管用に入れておくことで詐欺被害を最小化できます。

保管用メタマスクを作る方法を別記事で解説しましたので、まだ作っていない方は早めに作ることをおすすめします。

≫【詐欺対策】保管用ウォレットの作り方とNFTを送る方法

けむ
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保管用ウォレットは10分程度で作れます

ウォレットアドレスを怪しい人やサイトに教えてしまったときの対処法

怪しい人にメタマスクのウォレットアドレスを教えてしまったときの対処法は以下の通りです。

  • 新しいウォレットを作り資産を移動する
  • メタマスクをリボークする

それぞれ簡単に解説します。

新しいウォレットを作り資産を移動する

怪しい人にアドレスを教えてしまったかも、と怖くなったら早めに新しいウォレットを作りましょう。

メタマスク出れば無料で新しいウォレットを作ることができます。

別の記事で複数のウォレットを作る方法や資産を移動する方法を解説しましたので参考にしてください。

≫【詐欺対策】保管用ウォレットの作り方とNFTを送る方法

メタマスクをリボークする

メタマスクのウォレットアドレスを怪しい人に教えてしまったときに怪しいサイトにメタマスクを接続してしまった方は、資産を全部抜き取られてしまうかもしれません。

詐欺サイトにメタマスクを接続した際に「Approve」という許可を与えてしまっていると詐欺師が自由にあなたのウォレットから資産を移動できてしまうんです。

この「Approve」を取り消すのが「リボーク」。

リボークする方法は別記事にまとめましたのでこちらをご覧ください。

≫【簡単】メタマスクのRevoke(リボーク)のやり方|Approveを取り消そう

メタマスクのウォレットアドレスを確認する方法

メタマスクのウォレットアドレスはアカウント名の下に表示されています。

PCの場合はクリック、スマホの場合はタップすればコピーできます。

詳しいやり方は画像付きで別記事にまとめましたので参考にしてください。

≫Metamask(メタマスク)のウォレットアドレスを確認する方法

絶対に教えてはいけないのは秘密鍵とシークレットリカバリーフレーズ

「メタマスクの秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを教えて欲しい」と言われたらそれは詐欺です。

私は2022年5月にはじめてNFTを購入してから今まで、秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを教えなければならない場面に遭遇したことはありません。

秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズについては別記事で詳しく説明しました。

メタマスク内の大切な資産を守るためにも一度目を通しておきましょう。

≫Metamask(メタマスク)のシードフレーズと秘密鍵の違いを解説

まとめ:ウォレットアドレス=銀行口座番号ではない

ネット上には「ウォレットアドレスは銀行口座番号のようなものだから教えても大丈夫」という情報が出回っています。

しかし、その表現は間違えています。

銀行口座番号を教えても口座内を見られることはありません。しかし、ウォレットアドレスを教えるとウォレット内の資産情報、取引履歴などがすべて見られてしまいます。

ウォレットアドレスを教える際は、教える相手のことをしっかりリサーチし、怪しくない相手にのみ教えるようにしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました

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