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なぜ「ビットポイント ヤバイ」と言われるのか?過去のトラブルと現在の安全性を解説

積立ビットコイン
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仮想通貨に興味を持ち、「ビットポイントで口座を開設しよう」と思っていた矢先に、「ビットポイント ヤバイ」という検索結果を見て、不安になったことはありませんか?

結論からいえば、ビットポイントは過去に重大なトラブルを経験したものの、現在では業界でもトップクラスのセキュリティ水準と、健全な経営体制を構築しています。

この記事では、なぜ「ビットポイント ヤバイ」と言われるのか、その原因となった過去の事件、現在の安全性、ユーザー対応、さらには今後の展望までを徹底的に解説します。仮想通貨初心者でもわかりやすく理解できる内容になっています。


過去に何があったのか?──2019年の不正流出事件を振り返る

「ビットポイント ヤバイ」という検索ワードの背景には、2019年に発生した不正アクセスによる仮想通貨の流出事件があります。これが同社のイメージを大きく左右しました。

事件の概要:ホットウォレットから約35億円相当が流出

2019年7月、ビットポイントのホットウォレットが外部からの不正アクセスを受け、約35億円相当の暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、リップルなど)が流出しました。

この事件の原因は、インターネットに接続された状態で管理されていたウォレットの秘密鍵が盗まれたことにあります。いわゆる「ホットウォレットの脆弱性」を突かれたもので、当時としては国内でも最大級の流出事件の一つでした。

被害の内訳と影響範囲

被害額:約35億円相当
内訳:顧客資産約20億円、自社保有分約15億円
対象:顧客数 約5万人以上(日本国内・台湾など)

事件後、メディアでも大きく取り上げられ、SNSや掲示板などで「ビットポイントは危ない」「ヤバイのでは?」といった投稿が急増しました。

事件発覚後の初動対応は早かった

ビットポイントは事件当日にサービスを全面停止し、金融庁に報告。流出状況を開示し、原因調査を開始しました。以降、数ヶ月にわたって新たな対策と安全性の強化を進めていきます。


事件後に何が変わったのか?──ビットポイントのセキュリティ強化策

ビットポイントは、2019年の流出事件を「最大の教訓」と位置づけ、全社的なセキュリティ体制の見直しを実施しました。

1. 顧客資産の100%をコールドウォレットで管理

事件前は、一部の資産がホットウォレットで保管されていましたが、事件後は顧客資産の全量をコールドウォレットで管理する体制に移行。インターネットから完全に隔離された環境下で資産を保管しています。

2. 秘密鍵の暗号化とマルチシグ化

秘密鍵に対しては強固な暗号化が施され、マルチシグ(複数の署名がなければ送金できない仕組み)も導入。これにより、万が一サーバーの一部が侵害されても資産が即座に移動されるリスクを回避できます。

3. 第三者機関によるセキュリティ監査の実施

国内外の専門セキュリティ会社によるシステム監査や脆弱性診断も定期的に実施し、運用上の安全性を客観的にチェックしています。

4. 金融庁との協議とガイドライン遵守

金融庁の指導を受けながら、内部管理体制も刷新。社内教育やリスク管理部門の強化も行われ、ガバナンスの透明性も向上しています。


顧客対応はどうだったのか?──信頼回復のための施策

事件発生時点では、顧客からの信頼が大きく揺らぎましたが、ビットポイントはその後の対応によって徐々に信頼を回復していきました。

全額補償──「同種・同量」で補填

流出した顧客資産については、ビットポイントが保有する暗号資産を用いて「同種・同量」で全額補償。このスピーディーな対応により、大規模な顧客離れは起こりませんでした。

約90%の顧客が継続利用

補償後も約90%の顧客が口座を維持し続けており、ユーザーの信頼が完全に失われたわけではないことが明らかになりました。これは他社の流出事件と比べても高い残存率です。

訴訟リスクは最小限に抑制

国内からの訴訟提起はゼロ。唯一、台湾法人から民事訴訟が起こされましたが、ビットポイント側は「事実誤認であり、根拠に乏しい」として争う構えです(資料によるとこの訴訟は継続中)。

ユーザー対応の改善

メールサポートの迅速化、FAQの充実、キャンペーンの透明化など、顧客満足度を高める取り組みも並行して進められました。


現在のビットポイントはどうなっている?──今のサービスと改善点

過去のトラブルを乗り越え、現在のビットポイントはどのようなサービスを提供しているのでしょうか。

取引手数料は無料&スプレッドも比較的狭い

ビットポイントの販売所取引は、2025年現在も様々な手数料が無料です。ただし、スプレッド(買値と売値の差)が存在するため、実質コストを抑えたい方は「取引所形式(ビットポイントプロ)」の利用がおすすめです。

≫ビットポイントプロ(板取引)の使い方|スマホアプリで切り替える方法

スマホ対応とUIの改善

アプリは直感的な操作が可能で、取引履歴・資産状況も見やすく設計されています。また、2024年にはUIリニューアルが実施され、初心者でも迷わず操作できる仕様になりました。

キャンペーンで3500円分がもらえる

口座開設+ログインで暗号資産3500円相当がもらえるキャンペーンを定期開催中。期間や条件は公式サイトで確認できますが、実質「無料で仮想通貨が始められる」とあって好評です。

≫【紹介コードで3500円】ビットポイントの口座開設キャンペーンで損しない方法


今後の展望──ビットポイントはどこへ向かうのか?

ビットポイントは、今後もさらなる顧客満足度の向上とサービス拡充を計画しています。実際、2025年以降に向けて以下のような施策が予定されています。

  • 新たな暗号資産の上場(アルトコイン対応強化)
  • NFTマーケットプレイスやWeb3連携機能の検討
  • 他社取引所との価格比較機能などの実装

また、SBIグループとの協業やシステム統合によって、金融商品全体を横断的に利用できるプラットフォームとしての進化も期待されています。


まとめ|ビットポイントは「ヤバイ」どころか今は堅実な選択肢

  • 2019年の不正流出事件は事実だが、その後の対応は迅速かつ誠実
  • 顧客資産は全量コールドウォレット管理で安全性が飛躍的に向上
  • 90%以上の顧客が継続利用しており、訴訟も最小限
  • 現在は手数料無料・キャンペーンあり・初心者にも優しい設計

結論として、現在のビットポイントは「ヤバイ」と呼ばれるような取引所ではありません。過去のトラブルを教訓に進化した堅実な国内取引所です。

口座開設を迷っている方は、最新の情報を確認したうえで、慎重かつ前向きに検討してみてください。


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